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【MS50クラウン】前期・後期2台同時入庫!「長く乗るための」ワンオフマフラー製作


本日は、非常に珍しいご依頼をご紹介します。
トヨペット・クラウン(MS50)にお乗りのA様より、ワンオフマフラー製作のご依頼をいただきました。

なんとA様、MS50クラウンの「前期型(シルバー)」と「後期型(ブラック)」の両方を所有されています。
今回はこの2台のマフラーを製作させていただくことになりました。


ご相談のきっかけは、経年劣化によるサビでした。
特に後期型の純正マフラーは腐食が進んでおり、リフレッシュが必要な状態。
しかし、半世紀以上前の車両ですので、当然ながら新品の純正部品は手に入りません。

そこで、現車合わせでのワンオフ製作となりますが、EXARTでは単にパイプを繋ぐだけではありません。


まずは2台とも3Dスキャンを行います。
前期と後期でフロア形状や取り回しに違いがないかを確認し、そのデータを元に3D CADで正確なレイアウトを設計します。
これにより、クリアランスをしっかりと確保した美しいラインのマフラーが生まれます。

今回の製作におけるこだわりのポイントをご紹介します。

(1)あえての「サイズダウン」と「サイズアップ」
レイアウト自体は純正に準じていますが、パイプ径はフロントのデュアル部分に38mm、集合以降のシングル部分に42.7mmを使用しました。
また、リアマフラーの円型タイコは純正より若干細く(サイズダウン)してスッキリ見せつつ、逆に中間タイコ(2ヶ所)の容量は純正より大きく(サイズアップ)しました。

この組み合わせにより、音量は純正同等の「非常に静かな」仕様に仕上がっています。


(2)将来を見据えたマウント製作
ここが旧車オーナー様にとって重要なポイントです。
MS50の純正マフラーを吊っているゴム部品は、現在入手が不可能です。
そのまま純正形状で作ってしまうと、将来ゴムが切れた時にまた困ってしまいます。

そこで今回は、車体側のマウントステーも新規に製作しました。
これにより、現在一般的に入手可能な(カー用品店などでも手に入る)汎用タイプの吊りゴムが使用できるようになりました。
「これから先も長く乗り続けていただく」ための、EXARTからの提案です。



完成後の画像がこちらです。
サビていた下回りが、ステンレスの輝きで一新されました。
マフラーカッター(テールエンド)も純正の雰囲気を壊さないサイズ感で製作しています。

納車時、オーナーのA様にもご確認いただきましたが、その静かさと仕上がりに大変喜んでいただけました。
「音量は変えたくない」「純正の雰囲気を守りたい」というオーダーも、ワンオフ製作なら完璧にお応えできます。

A様、この度は2台合わせてのご用命、誠にありがとうございました!

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